ビューティビジネス研究科

科目紹介(発展)

※2024年4月1日時点の内容です。





トータルビューティ・マネジメント発展科目


トータルビューティビジネス論


担当教員
山中 祥弘

授業概要
産業社会の発展とともにビューティビジネスは高度化・多様化・国際化し、トータルビューティビジネスとして統合発展した結果、21世紀のサービス産業を牽引するさんぎょうとして期待されている。本講では、トータルビューティビジネスの概念と現状について理解を深め、さらに、その課題と将来の展望について論ずる。


達成目標
  1. トータルビューティの概念と本質を理解する
  2. トータルビューティビジネスの現状と課題を探求する
  3. トータルビューティビジネスの将来展望を認識する


経営管理論


担当教員
清家 彰敏高山 誠

授業概要
企業に就職、事業企画しリーダーになり、起業するための理論と必要な知識・情報を講義する。清家はベンチャーを起業した経験もあり、トヨタの人事部にもいたので、起業のノウハウ、日本企業に就職する際のノウハウについても教えたいと思っている。特に留学生が日本企業の就職試験で失敗することが多い、入社試験に成功するための秘密の講義をしたい。清家・高山で豊富な企業の事例を講義する。本講義では、経営管理は、社会、企業、店舗などにおいて、リーダーとして、部下や仲間などを協働させ、モノ・資金・情報・設備を的確に使い、部下や仲間の環境適応の能力と創造性を高めて、企業、店舗の目的を実現しようとする活動であると規定し、世界の新しい理論も解説する。

達成目標
  1. 経営管理の基礎理論の学習
  2. 新時代のビジネスの理解
  3. 日本と世界の企業の学習


中小企業成長論


担当教員
中小機構、オムニバス

授業概要
キャリアを多角的な視点で捉え、社会や業界がどのように一人一人のキャリアに影響し、繋がって、今日のビジネス活動を築いているかを理解する。その中で自己のキャリアの振り返りを通して身につけた知識を活かしながら、将来のキャリア形成や社員教育などに役立てる。特にグローバルなビジネスにおいてそのエキスパートから、他国の社会や市場、文化を考慮したビジネスの仕組みを理解し、その中で労働すること、キャリアを築く事の実情を学ぶ。また、先進企業の人材開発および日本と世界の有名な経営者のキャリアから成功のメソッドの探究を通じて自己のキャリアを深めるための知識を得る。

達成目標
日本における中小企業の現状を正しく理解し、その成長戦略について提言ができる知識を身に付けること。


日本的経営論


担当教員
金子一也

授業概要
世界的に企業を取り巻く環境が激変している。それと同時に環境調和型企業、利他的企業が注目を集めるようになった。特にCSR(企業の社会的責任)からCSV(共有価値創造)に企業の社会的役割が見直され、それを従前から行ってきた日本的経営がクローズアップされるようになった。日本的経営の特性と事例を神道、仏教、儒教から説き起こし、企業のケースを採りあげながら学び、現代に必要とされる経営能力を涵養する。日本的経営は、本業を通じて社会課題の解決と利益の獲得の両立を図り、社会価値と経済価値を一致させてきた。それを日本的経営として採りあげ、俯瞰し、分析し、解説する。理論とケーススタディを組み合わせて実践的に考察し、中核企業の中核人材を輩出することを目的とする。

達成目標
  1. 現代に必要とされる経営能力を涵養する
  2. 理論とケーススタディを組み合わせて実践的に考察する
  3. 中核企業の中核人材となる


企業経営診断論


担当教員
佐々木 勉

授業概要
企業経営の診断とは、企業の事業活動の現状を把握し、自社の将来像と照らし合わせてどのような課題があるかを検討します。その結果、課題を解決するための方策を見出し、その方策を進めていくことになります。ただ、企業経営の場合、利益を出さなくてはなりません。そこで、課題克服の方策を進めるにあたり、どのようにすれば利益が上がるかをシミュレーションし、経営計画を立案します。この方法は、新たに企業を興す、起業の場合も有効です。この一連の流れを学習してもらいます。

達成目標
  1. 企業活動全体を見渡すことができるようになること。
  2. 課題の抽出と解決のための方策を提示できるようになること。
  3. 起業の際の事業計画の作成方法を修得すること。


キャリア能力開発論


担当教員
蓑地章子、野嶋朗、三浦勝寛、横山和子

授業概要
キャリアを多角的な視点で捉え、社会や業界がどのように一人一人のキャリアに影響し、繋がって今日のビジネス活動を築いているかを理解する。ビューティビジネスに関係するキャリアを理解し、身につけた知識を活かして将来のキャリア形成や社員教育などに役立てる。
更にグローバルなビジネスにおいてそのエキスパートから他国の社会や市場、文化を考慮したビジネスの仕組みを理解し、その中で労働すること、キャリアを築くことの実情を学ぶ。
また、先進企業の人材開発および日本と世界の有名な経営者のキャリアから成功のメソッドの探究を通じて自己のキャリアを深めるための知識を得る。

達成目標
  1. キャリアを多角的に捉えた上で、ビューティビジネスとキャリアについて深く学ぶ
  2. グローバルな視点でキャリアとビジネスを考える
  3. 有名な経営者のキャリアと成功への探究を通じて自己のキャリアの発展のための知識を得る


財務管理論


担当教員
田井 良夫

授業概要
本講義では、会計の技術(簿記)、会社計算規則(会社法会計)、国際財務報告基準(IFRS)、その他の会計諸則(ASBJ基準など)について、会計学の一通りの理解を深めてもらう。サービス業独特の会計処理、開示についての研究、ならびに、サービス業の財務分析の研究を行う。

達成目標
  1. 経営者となってから、ビジネスの全体像をつかむために必要な経営分析をできるようになる。
  2. 財務会計のより深い理解や技術を習得する。
  3. 管理会計のより深い理解や技術を習得する。


観光ビジネス論


担当教員
檜垣 克己、中村 好明

授業概要
観光は裾野の広い産業であることから真の観光立国に向けた基幹産業化を目指すことが注視されている。前半の7回では、観光業界でも特に重要な成長産業と考えられている旅行業の変遷を事例を交えて講義する。高度経済成長期や海外旅行自由化をきっかけとして発展してきた旅行業の基本の理解から始まり、サービスビジネス全般に関わる広義の旅行産業ビジネスの正しい理解を図っていく。また、後半の8回では、国際観光特にインバウンドについて総合的に講義する。

達成目標
  1. 観光ビジネスにおける旅行業を正しく理解する
  2. 観光立国推進政策の現状を理解する
  3. 広義のトータルビューティビジネスとしてツーリズムを捉えヒューマンサービスを確立させる


デジタルマーケティング論


担当教員
熊村 剛輔

授業概要
自分の経営する店舗、自分が販売する商品、そして自分自身を、どう知ってもらえばよいのか。どうやって興味を持ってもらえばよいのか。さらに収益を得るためには、どうすればよいのか。そのための “武器” として “デジタル” をどう使いこなせばよいのかを、15 回の講義を経て学んでいきます。春期では座学を中心に、実際にデジタルビジネスを考えていく際に、最低限必要な知識・情報の習得を中心に、デジタルビジネスに関する会話が最低限できることを目標とします。

達成目標
  1. デジタルマーケティングにおける基礎の理解
  2. 典型的な手法と効果測定についての理解
  3. コミュニケーション設計についての基礎理解


デジタルマーケティング実務


担当教員
熊村 剛輔

授業概要
「デジタルマーケティング」という語の持つ意味は非常に幅広いが、本講義では、その全体像を広く俯瞰する。その上で、一般的に用いられる方法論、および、その実践についてを、すぐに具体的なアクションに移せるような形で習得していく。

達成目標
  1. 基本的な知識・情報の習得。
  2. 知識・情報を駆使し、自分でマーケティング施策を実行するための実践ノウハウの習得。
  3. マーケティングとは何か、マーケティングに”デジタル” 的要素を組み込むとはどういうことか、その意味を理解し、実際に自らの手で実践できる。


経営情報ビジネス論


担当教員
岸 眞理子相原 修

授業概要
本講義では、企業をはじめとする様々な組織を対象とし、組織を広い意味での情報処理システムとして捉え、検討していく。情報通信技術(ICT)が飛躍的に発展し続けている今日、組織にとってICTやそれが生み出す多様で大量の情報によって、効率的・効果的に経営活動を行うかは、組織の存続や発展に関わる、変わらぬ根幹の課題である。加えて、昨今のICTの劇的な進展は、ICTやそれが生み出す情報が、競争優位や収益性を創出する手段であるだけでなく、その取扱いそのものが「経営(マネジメント)」であるという課題を検討することも求めている。

達成目標
  1. 経営情報論が扱う領域を体系的に捉える
  2. 「情報で経営する」ことを学ぶ
  3. 「情報を経営する」ことを学ぶ



トータルビューティスキル・ビジネス発展科目


トータルビューティスキル論


担当教員
渡邊 雅美

授業概要
社会及び経済の発展によりトータルビューティに対する消費者のニーズは、より高度化、多様化している。それに対応してトータルビューティのスキルは、伝統的技術をベースに先端的技術を導入して進化しているのが現状である。本講義では、それらの最新の技術を「理論」とその「変遷」の面から紹介し、また「展示」並びに「実習」を含めることでトータルビューティスキルの進化の理解を深める。ビューティビジネスに携わる人として、スキルの錬磨のみならず、「個」を中心にしたトータルビューティの概念も身に付けたい。

達成目標
  1. ヘア、メイク、ネイル、エステ、ブライダルの夫々理論とスキルを理解する
  2. 各種スキルの変遷とトレンドを理解する
  3. トータルビューティビジネスの最新の業界動向を把握する


コスメティックビジネス論


担当教員
中川 登紀子、瀧野公子

授業概要
本講義はビューティビジネスの核となる化粧品ビジネスを学ぶものであり、化粧品の企画からマーケティング、研究開発、販売に至るまでの一連の流れをカバーする。また、事例研究等を通じ、近年の化粧品ビジネスの動向を理解しつつ、化粧品以外のビューティビジネスにおいても論理的かつ実践的なビジネススキルを身につけることが期待できる。

達成目標
  1. 商品の企画から開発、販売までの流れについて理解する。
  2. 化粧品を販売するための企画力・実践力を身につける。
  3. 成功した化粧品やブランド、戦略の事例を学び、各自のビジネスに活かす。


ファッションビジネス論


担当教員
篠原航平

授業概要
本科目では、日本、ヨーロッパ、アメリカ及び中国のファッション市場について学ぶ。4地域のファッション市場の推移(過去)、現在、今後の趨勢(未来)に関して重要な事項を中心に学習する。

達成目標
本科目の目標は、最終製品であるアパレル品の流通を中心に、ファッションビジネスをグローバルな視点で理解するための基礎知識を身に付けることである。ビューティビジネスとも関係の深いファッションビジネスを学ぶことで、トータルビューティ追求のための教養を身に付けてもらいたい。


ヘルスケアビジネス論


担当教員
川本 善規、上馬場 和夫

授業概要
近年では消費者ニーズは高度化、多様化しビューティテクノロジーも発展してきた。超高齢化社会になってきたことでシニアもアンチエイジングやビューティテクノロジーのニーズが高まってきた。その結果美容と医療を相互に連携させたビジネスの方法を理解することが必要となってきた。本講では歯科を含む全身の解剖学、生理学と美容との関り、口腔医療と近年盛んな統合医療や東洋医学とりわけインドの医学アーユルヴェーダについて学ぶ。最終的にメデイカルビューティ&ヘルスケアを通じた新たな美容ビジネスの展開を論述する。実際に体験できる講義である。

達成目標
  1. 美容と医療、健康との関りを幅広く習得する。実生活においても応用する。
  2. トータルビューティを習得するには不可欠な東西医学の知識を理論と方法について学ぶ
  3. 多職種の連携を理解する